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第3回
ゴミ処分

“生活していく上で、ゴミは必ず発生するものです。
ゴミ処分は身近で重要な問題点です。
ゴミの年間排出量は、昭和61年度には4,296万トンだったものが、平成23年度には4,539 万トンになっています。
1人が1日に出すゴミの量は975グラムですから、1日に1キロ近くのゴミを出していることになります。
通常の家庭ゴミは市町村が回収しますが、大型の粗大ゴミは不用品回収の業者に依頼することも多くあります。
廃棄物には有害物質を含むものもありますから、環境への影響も心配されます。
落ち葉は20年、繊維は50年で土になりますが、多くのプラスチック製品は分解されるまでに数千年もかかります。
廃棄量そのものを減らす取り組みが重要です。
一般によくいわれるのが、リサイクルです。
ペットボトルなどを回収する容器包装リサイクル法のほか、家電リサイクル法も施行されています。
ところが日本の現状では、処分するときにかなりのお金がかかるため、不法投棄がかえって増える原因になっています。
ヨーロッパなど環境問題の先進国ではデポジット(預かり金)制を取り入れており、適切に処分すればお金が戻ってくるのです。
現在の日本ではそうもいきませんが、工夫すれば不用品を何かしらのお金に換えることもできます。
まずは、身近なリサイクルショップをあたってみましょう。
運搬が可能であれば直接持ち込んで査定してもらうことができますし、大抵は出張査定もしてくれます。
状態が良いのに査定価格が低い場合は、ネットオークションに出してみると、驚くほど高値がつくこともあります。”