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- 第16回 エアコン 引き取り
第16回
エアコン 引き取り
“平成13年4月に、家電リサイクル法が施行されました。
それにより、エアコンは粗大ゴミとして捨てることはできなくなり、自治体では回収ができません。
家電リサイクル法では、消費者がお金を出して家電を引き取ってもらわなければなりません。
それも数千円もかかるのですから、消費者としてはできるだけエアコン 引き取りに際し安く引き取ってもらいたいと思うのが当然でしょう。
そういう消費者側の心情を反映してか、「無料で回収いたします」というチラシがドアポケットに投函されていることが時々あります。
「無料」という文言に心動かされることが多いのですが、これらの不用品回収業者のほとんどが違法業者である可能性が高いのです。
これらの業者は廃棄物収集のための許可を受けておらず、回収された電化製品は何の環境対策もされないままスクラップにし、海外へ流出させることもあります。
そして消費者から引き取りする際、チラシには無料と書かれていたのに料金を要求するという業者もいるのです。
エアコンは銅やアルミが使われており、業者はそれを売って利益を出しています。
数年前からエアコンの室外機の盗難が増えているのも、使用されている銅やアルミを売って儲けるのが目的なのです。
家電リサイクル法に則って処分するのは手続きが煩雑であるということと、処分する側としてはできるだけ安い料金で処分したいという気持ちにります。
しかし、違法な業者に惑わされ、リサイクル法よりも高い料金で引き取られてしまうことになったら本末転倒でしょう。
賢い消費者になり、違法な業者には近づかないようにすることが肝心です。”