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- 第12回 ブラウン管 処分
第12回
ブラウン管 処分
“テレビの種類は、昔からあったブラウン管テレビからここ数年で、液晶テレビやプラズマテレビへと急速に移行しました。
テレビ電波自体がアナログ放送からデジタル放送へと変わったことで、特にブラウン管テレビが加速度的に減少することとなりました。
その結果、昭和の時代から普及してきたブラウン管テレビは不用品となり、家庭をはじめとしたいろいろな生活の場から大量に排出されるようになっています。
日本国内ではテレビとして復活して普及することがほぼなくなったため、不用品回収を経てリサイクル工場へと送られるほか、まだブラウン管テレビとしてのニーズがある海外へ輸出されるなどしています。
実は、世界的にデジタルテレビが主流となっている一方で、発展途上国ではブラウン管テレビのニーズがあります。
そこで、ブラウン管だけが再度海外の工場で組み立てられ、ブラウン管テレビとして使われています。
このように、ここ数年の間に大量に排出されたブラウン管 処分については、ゴミとして廃棄されるだけでなく、国外での再利用ということも行われているのです。
ただ、長く使われてきたブラウン管テレビの数は非常に多く、テレビを解体してブラウン管を取り出すという作業だけでもかなりの手間や時間が要されています。
家庭などから出たブラウン管テレビを処分する際には、リサイクル料金を支払って引き取ってもらいます。
リサイクル工場や不用品回収業者ではリサイクル料金だけですと赤字になるほどであるため、ブラウン管を海外に輸出することで利益をあげているという実態もあります。”